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水道水の節水

ウォーターサーバーと水比較ガイド 水の惑星、地球。

地球には、およそ14億立方キロメートルの水があると言われていますが、 そのうちのほとんどは海水。淡水(真水)は約2.5パーセントに過ぎません。 そして、この淡水のほとんどを、北極や南極の氷が占めています。 私たちが身近に利用できる水は地球上の水のわずか0.01パーセント。私たちが何気なく使用している水は、限りある貴重な資源なのです。 そのため、日ごろから節水を心がけ、水を大切にする習慣を身につけることが必要です。

生活が便利になり、それに伴って、水道水を使う機器も増えてきています。 現在、1日の水の使用量は、平均426万立方メートル(平成18年度)。 そのうち、約7割が家庭で使われているそうです。家庭で一人が1日に使う水の量は、 昭和61年には219リットルだったのが、平成18年には241リットルと増加傾向にあるのです。

トイレや風呂、炊事、洗濯。家庭内では、あらゆることに水が使われています。 例えば、通常の洗車に必要な水の量はおよそ240リットル。 これを、水を流しっ放しにせずバケツに3杯ほど汲んで行うことで、200リットル余りを節約できると言います。 また、お風呂の残り湯の半分を洗濯や清掃、植木の水やり等に再利用することで節約できる水量はおよそ90リットル、シャワーをこまめに止めたり、 歯磨きをコップの水を利用して磨いたりすることでも1日あたり50リットルほどの節水が可能なのです。 ポンプの力で水をくみ上げて洗濯機などに風呂の水を移すふろ水揚器や手元のスイッチで水を止められる節水型シャワーヘッドを利用すれば、 手間をかけずに節水を習慣づけられます。なお、湯船をあふれさせたり、風呂を沸かし過ぎたりすることは、 節水以前に水の無駄。気をつけたいですね。さらに、食器は汚れをあらかじめふき取って、 流水ではなく水をためて洗うように心掛ければ節水につながります。米を無洗米に変えれば、米を研ぐのに使用していた水がいらなくなります。 少量の水で食器洗いが可能な食器洗い機の利用もお勧めです。 食器洗い機は、洗浄水を噴射することで汚れを落とすため、少量の水で効果的に洗うことができるのです。 キッチンにスペースを確保できるなら、思い切って買ってしまうのもいいかもしれません。同様に、水道水を使用する機器に節水型を使用することで、 毎日の家事に利用される水量を少なくすることが可能です。 たとえばドラム式洗濯機は、従来型のうず巻方式に比べ使用水量が少なくて済みますので、 次回の買い替え時には、節水を意識して洗濯機選びをしてみてはいかがでしょうか。

節水コマ内蔵タイプの蛇口がおすすめ

コマ内蔵タイプの蛇口の場合は、節水コマを利用することによって大幅に節水を行うことが可能です。 節水コマは通常のコマに比べて下部の出っ張りが大きめに作られていて、それにより流水量を抑える働きがあるのです。 東京都水道局によれば、蛇口を90度開いた状態で1分間当り、普通コマだと12リットルの流水量なのに対して、 節水コマなら半分の6リットルに抑えられるそうです。90度縲鰀150度あたりがもっとも節約効果が高く、全開の場合の流水量は、 普通コマとほとんど変わりません。食器洗いや洗面等、流し洗いをする場所では、効果が期待できます。 この節水コマは多くの水道局で無料配布されています。1度問い合わせてみてはいかがでしょうか。実際の取り付けもそれほど難しいものではありません。 ホームセンター等でも100円程度入手可能です。なお、最近の住宅に多くみられるレバー式の蛇口タイプには、節水コマは取り付けられません。 ひねるタイプの蛇口よりも水量の調節がしやすく止水が簡単なため、数多く採用されているようですが、このタイプの場合、流しや洗面所の下、 蛇口の手前などに止水線と呼ばれる栓がついており、これを調節することで流水量を抑えることが可能です。止水栓には、故障時に水を止める役割以外にも、 水勢を調節する役割を持っているのです。そして、給湯の蛇口は通常、そのほとんどが既に流水調節されているため、 節水コマを取り付ける必要はありません。 さらに、「最近、水道をあまり使用していないのに使用量が急に増えている」といったことはありませんか? 地下や床下などで水が漏れている可能性があります。 このような漏水を防ぐことも大事な節水。家中で湿っている場所はないか、水の出る音がしていないか、心当たりがあれば調べてみましょう。

ウォーターサーバーと水比較ガイド 蛇口をひねるだけで当たり前のように出る水。その手軽さに慢心することなく普段の生活から節水を心がけることは、 限りある資源である水を有効に活用することにつながります。 もちろん、節水を心がけることによって、水道料金も節約されることに。 たとえば、節水コマを取り付けた場合に1分間で6リットルの節約になるとすると、1日30分とすれば180リットル、月5,400リットルで、約1,600円の節約になるのです。 ちなみに、1年ではおよそ2万円弱。資源を護り、現在の快適な暮らしを守るためにも、日々の節水を心がけたいですね。